河川の状況について

ニュースなどの報道でご存知のとおり、12日のゲリラ豪雨(庄原市高野町の6時間降水量が観測史上1位)の影響で三次、庄原市の北部を中心に農地や道路等の災害がございました。特に庄原市高野町では神野瀬川があふれ、低地を中心にリンゴ畑が水に浸かるなど大きな被害が発生しました。

これらの影響により、高野町にある高暮ダムへ多くの流入と濁水が入り込み、いまだにダム湖内には濁りが貯留しています。(この度、高暮ダムへ毎秒最大614tの流入があり、平成18年の毎秒最大620tに続いて高暮ダム建設以降2番目に多い流入があったとのことです)

このため、ダム下流の神野瀬川はもちろんのこと、西城川の森原放水口(三次市西河内町)から下流(江の川本流含む)にかけて濁りが長期化している現状にございます。

ダム湖内の濁りは徐々に沈下してきており、川の濁りも薄くはなってきていますが、通常の水質に戻るには、もう少し時間が掛かりそうです。

組合員・遊漁者の皆様方には、アユ漁最盛期にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

7月30日時点では、神野瀬川下流域と江の川本流では濁りがあるものの、水位は落ち着いているため、入川されている方も多数おられ、それなりに釣果・漁獲があったとの情報もございました。

江の川漁協管内の西城川の三次市西河内町にある森原放水口から下流は他の河川に比べ濁りが濃い状況となっています。森原放水口から上流は綺麗で、その他の河川についても、問題なく入川できる状態となっています。